アイスランドで過ごす5日間の秋の写真ワークショップ
スケジュール
1 日目 - レイキャビク~南海岸
早朝、レイキャビクへガイドがピックアップに伺います。その後南海岸に向かって出発です。秋に輝く数々の名所や穴場で撮影を楽しみながら、この日の最終目的地であるヴィークという小さな漁村を目指します。
ワークショップ最初の撮影地は落差60メートルを誇る華麗なセリャラントスフォスの滝(Seljalandsfoss)です。滝をぐるりと一周できる遊歩道があり、流れ落ちる水を背後から撮影できます。アイスランド有数の美しい風景です。
次にすぐ近くにあるスコゥガフォスの滝(Skógafoss)に向かいます。水たまりに映った風景や水しぶきにかかる虹、セルフタイマーを使った自撮りまで、発想次第で様々な写真が撮れます。岩にあたって弾けるしずくを捉えたり、絹糸のような水の流れを表現したりと、シャッタースピードの練習にもうってつけです。
おいしいランチを堪能した後は、ディルホゥラエイ(Dyrhólaey)に移動します。断崖絶壁からはチャーミングな灯台と広大なブラックサンドビーチが見下ろせます。遠くには有名なレイニスドランガル(Reynisdrangar)の奇岩も見えます。
その後ヴィーク(Vík)に向かい、レイニスフィヤラ(Reynisfjara)のブラックサンドビーチで夕焼けの撮影をします。大西洋の波が豪快に砕け、玄武岩の柱が空に向かってそそり立っています。パイプオルガンのような柱状節理が見られる大きな洞窟もあります。夕日のドラマチックな雰囲気がよく似合う風景です。
夕食後ひと休みしてから、オーロラハンティングに出発です。経験豊富なガイドが現地の空模様とオーロラ予報をこまめにチェックし、ベストスポットでオーロラを撮影できるようサポートいたします。
夜はヴィーク泊です。
もっと見る2 日目 - ヴィークの町~ヨークルスアゥルロゥン氷河湖
朝食後は日の出撮影です。1日目に撮影したレイニスドランガルの海食柱を別のアングルから捉えられる場所へお連れします。コンディションによってブラックサンドビーチの雰囲気ががらりと変わりますので、お楽しみに!
その後ヴァトナヨークトル国立公園(Vatnajökull National Park)でオレンジや黄色に燃える紅葉や万年雪をいただく峰、輝く氷河などを撮影します。
この日の日の入り撮影はヨークルスアゥルロゥン氷河湖(Jökulsárlón glacier lagoon)です。ブレイザメルクルヨークトル氷河から万年雪の塊が崩れ落ち、この湖に浮かんでいます。氷塊は白やブルーに光り、静かな湖面は夕焼け雲を映しています。様々な野鳥やアザラシも見られるので、望遠レンズも必携です。
日がとっぷりと沈んだら、近くの宿にチェックインをして夕食をとります。でもまだカメラを仕舞わないで!オーロラが見られそうな場合は、夕食後再びヨークルスアゥルロゥン氷河湖にお連れします。見られない場合は、フォトガイドがその日撮った写真のレビューや、編集テクニックを解説します。
夜はヨークルスアゥルロゥン氷河湖エリア泊です。
もっと見る3 日目 - ヴァトナヨークトル国立公園
ワークショップ3日目の早朝撮影は魅惑のダイヤモンドビーチ(Diamond Beach)です。打ち寄せられた氷山のかけらが日の光を受けて輝く様が宝石のようだということでこう呼ばれるようになりました。氷の周りでよせては引く波を撮影するのは本当に楽しく、カメラ好きにとってはまさにパラダイスのような場所です。ツアー中はゴム長靴を貸し出しますので、足元を気にすることなく撮影をお楽しみいただけます。
その後はヴァトナヨークトル国立公園内で撮影します。有名な場所から穴場まで、その日のコンディションを見てガイドがベストな撮影スポットへご案内します。夕焼け撮影の候補地はフィヤトルスアゥルロゥン氷河湖(Fjallsárlón)です。ヨークルスアゥルロゥン氷河湖のすぐ近くにありながら、訪れる人の少ない穴場です。遠景の氷舌も美しいですし、氷に浮かぶ模様を抽象的に捉えた写真もおもしろいですよ。
オーロラが見られそうなら夜も撮影をします。
夜は付近の宿に宿泊します。
もっと見る4 日目 - ヴァトナヨークトル国立公園&スカフタフェットル自然保護区
ワークショップ4日目もダイヤモンドビーチとヨークルスアゥルロゥン氷河湖で早朝撮影を行います。秋の光は移ろいやすく、刻々と変わる風景はいくら撮影しても飽きません。
その後はスカフタフェットル自然保護区で撮影をします。様々な植物が見られるだけでなく、清らかな滝やスヴィナフェットルスヨークトル(Svínafellsjökull)という美しい氷舌などがあります。谷に青や白の無数のクレバスが連なる様はまさに壮観。悠久の時を感じさせる写真にチャレンジです。
夕焼けの撮影場所はその日の天気や光の具合に応じてガイドが判断します。天気がいい場合はヴェストラホルン山(Vestrahorn)を撮影予定です。風が吹き抜ける荒野と黒々としたブラックサンドビーチを背景に、尖った峰が天をつくよう。オーロラの撮影にうってつけの場所です。
夜は近くの宿に宿泊します。
もっと見る5 日目 - ゴールデンサークル&レイキャビク
いよいよワークショップ最終日です。ダイヤモンドビーチのベストショットが撮れていない方はこの日がラストチャンス!朝食後、もう一度ダイヤモンドビーチを訪れ、波と氷のシンフォニーを撮影します。その後、南海岸を通って有名なゴールデンサークルを観光し、レイキャビクに戻ります。
天気が良く時間に余裕があればフャズラオルグリューブル(Fjaðrárgljúfur)という峡谷にも寄り道をします。氷河の力で削られた深さ100メートル・長さ2キロほどの細長い谷で、上空から見ると羽根の形をしています。切り立った崖は氷河時代にできたと言われており、今は一面の苔に覆われています。
ゴールデンサークル・エリアに近づいていくと少しずつ地形が変わっていきます。ゲイシール地熱地帯(Geysir)です。火山活動が非常に活発なエリアで、地面からもうもうと湯気がたっています。ストロックル間欠泉(Strokkur)を見れば、そのパワーは一目瞭然です。
近くにグトルフォス(Gullfoss)という滝があります。巨大な二段滝で、いくつかのアングルから撮影を楽しめます。水のすぐ近くまで行ける小道もありますので、レインカバーをお忘れなく!
最後にシンクヴェトリル国立公園(Þingvellir)にご案内します。ユーラシアプレートと北米プレートが引っ張り合って生まれた谷です。秋には苔や草木が黄金に色づき、キリリと澄んだ水を湛えた深い湖に彩りを添えています。日の入りの撮影は小ぶりながらも非常に美しいオクサルアゥルフォスの滝(Öxarárfoss)で。国立公園の中心部にあり、アルマンナギャゥ峡谷の垂直な崖の上から、大きな岩が転がる谷に向かってこぼれおちています。
辺りが暗くなったらレイキャビクへの帰路につきます。夕食の時間には着けるはずです。フォトガイドがご指定のホテルまでお送りします。これでツアーは解散です。部屋でくつろぐもよし、ワークショップで知り合った写真仲間とディナーに繰り出すもよし。思い思いに秋のアイスランドの最後の夜をお過ごしください!
もっと見る 免責事項
万が一に備えて、お客様ご自身で医療費も補償される海外旅行保険に加入されることをおすすめします。日本の健康保険や医療保険は海外での怪我や病気は補償対象外となる場合がほとんどですのでご注意ください。 また、アイスランドの天気は非常に変わりやすく、ツアーが天候条件によって変更又はキャンセルとなる場合があります。アイスケーブ探検については、天候その他の条件が揃ったときにのみ催行いたします。また、オーロラは9月から4月の間が最も見やすい時期ですが、ご参加頂いた日に必ず見られるわけではないのであらかじめご了承ください。
日付・ガイド
2020年9月24日~28日 ガイド:TBA
2020年10月1日~5日 ガイド:TBA